「突然のお身内の死」

先月上旬のお昼過ぎ、終活相談をご利用いただいていたA様よりお電話をいただきました。
一人で住んでいるお身内の方が自宅で亡くなっており、間もなく警察の検視が終了する予定とのこと。その後どうすればいいかのご相談でした。

A様のご相談内容と今後の希望をまとめると…
〇A様宅は共同住宅のため安置が出来ないので、故人様をどこに移動したらいいか。
〇検視終了後、全裸状態の遺体の処置等はどうすればいいか。
〇コロナ過だが家族だけの葬儀を行いたい。どんな場所で葬儀ができるか、また費用的にはどれくらいかかるか。
〇菩提寺がないので、寺院を紹介してほしい。
〇寺院に支払うお布施はどれくらいかかるか。
〇死体検案書を病院に取りに行くように言われたが、誰が取りに行けばいいのか。
〇役所への手続等はどうしたらいいか。
〇葬儀が終わった後、身内が住んでいた住宅の処理はどうしたいいか。

などでした。
すぐに納棺師を手配し、故人様の身体のケアと仏衣への着せ替えを行い、終了後に家族葬の行える会館へ移動しました。
その日の夕方、紹介した寺院から住職にお越しいただいて枕経を行い、戒名を授与するために故人の生前の仕事内容、性格、趣味などをお聞きしました。
お布施の金額も、ご遺族の考えられている金額でお願いしました。
病院への死体検案書の引き取り、役所への手続きはご遺族に代わって弊社が行いました。

翌日には県外在住のご親戚も到着され、10数名での通夜と葬儀を施行しました。
葬儀後、故人が住んでおられた部屋の清掃や遺品整理を行う業者を紹介し、ご遺族の希望通りの金額で清掃が終了、遺品整理も行えたとのことでした。
後日、ご遺族から「急な相談でしたが早急に対応をいただき感謝しております。葬儀の金額、お布施の金額など費用面においても希望した金額の中で収めることができ、コロナ対策がきちんとなされた会館で通夜、葬儀を行うことができたので、参列した親族も満足しておりました。本当に有難うございました」と電話をいただきました。 シーウィングでの終活相談では、海洋散骨だけではなく葬儀等についてもご提案をさせていただいております。