「海洋散骨と天気予報」

9月に入ると同時に、急に空気がひんやりしてきました。週間予報を見ると、しばらくぐずついた空模様になりそうです。

散骨を行う際には天候も重要なポイントになってきます。
今年は梅雨末期の長雨の影響で、6月の月末定期便のお客様方には出航を延期いただくことになりましたが、数日遅れで無事に散骨を終えることができました。
散骨の終了をご報告する電話の際に、お客様から「当初の予定からは遅れたけれど、梅雨が明け快晴の中散骨ができて、待った甲斐がありました」とお話しいただきました。

海洋散骨の事前相談の際に、お客様より散骨実施の天気について質問をいただくことがあります。
・散骨当日、天気が悪い場合に散骨日を延期できますか。
・散骨ができるかどうかは、いつの時点で連絡をもらえますか。

シーウィングでは、散骨日の1週間前に気象庁より発表される予報を基に、船舶の運行管理者が1回目の判断を行います。
例えば、出航当日に台風が影響するだろうか、また、梅雨前線や秋雨前線の停滞状況はどうだろうかなど、出航当日に考えられる天気を予測します。
そして、散骨予定日の3日前の天気予報図を基に、散骨を実施させていただくか延期させていただくかの連絡を行います。

悪天候による散骨日の変更には、当然費用はかかりません。
シーウィングでは、散骨されるお客様の安全を第一に考えて運航しております。